この記事では、FPSにサウンドカードはいらないのかについて書いています。
「FPSにサウンドカードって本当に必要?」「オンボードで十分じゃないの?」と悩んでいる人はいませんか?
結論からいうと、多くの人にとってサウンドカードはいらないというのが正直なところ。
ただし、環境次第ではFPSの勝率を大きく左右する”武器”にもなり得ます。
そこで今回は、FPSにサウンドカードがいらない理由と必要な人の特徴、プロゲーマーの使用事情、そしておすすめ製品までまとめて解説します。
FPSにサウンドカードはいらないって本当?

まずは「サウンドカードとは何か?」というところから、いらないと言われる理由・それでも必要な人の特徴を順番に見ていきましょう。
サウンドカードとは?何をするもの?
サウンドカードとは、PCが扱うデジタル音声信号を処理・変換する専用デバイスのことです。
主な役割は以下のとおり。
- DAC(デジタル→アナログ変換):デジタル信号をアナログに変換し、ノイズの少ない高音質で出力
- サラウンド処理:ヘッドホンでも7.1ch相当の立体音響を再現
- イコライザー・ノイズ低減:足音を強調したり、ボイスチャットのノイズを軽減
つまり、「音をもっとクリアに、もっと聞き分けやすくする」ためのデバイスというわけですね。
タイプとしてはマザーボードに直接取り付ける「内蔵型」と、USBで接続する「外付け型」の2種類があります。
「いらない」と言われる3つの理由
では、なぜ「FPSにサウンドカードはいらない」と言われるのでしょうか?
理由は大きく3つあります。
1.マザーボードのオンボード音質が進化した
最近のゲーミングマザーボードは、オンボードのサウンド機能がかなり優秀になっています。一昔前のように「音が鳴らないからサウンドカードが必要」という時代ではありません。
2.ゲーミングヘッドセット単体で十分なケースが多い
最近のゲーミングヘッドセットにはUSB-DAC内蔵やバーチャルサラウンド対応のモデルが多く、ヘッドセットだけで音の定位感を十分に得られることも。
3.ソフトウェアで代替できる機能が増えた
Windows Sonic、Dolby Atmos for Headphonesなど、OS標準やソフトウェアだけでバーチャルサラウンドやイコライザーを実現できるようになりました。
つまり、現状の環境で足音や銃声の聞き分けに不満がないなら、無理にサウンドカードを導入する必要はないということですね。
それでもサウンドカードが必要な人の特徴
とはいえ、以下に当てはまる人はサウンドカードの導入で大きな恩恵を受けられます。
- オンボード音源でノイズが気になる(「サー」「ジー」という音が聞こえる)
- 足音の方向がいまいち掴めない・不意打ちをよく食らう
- 3.5mm接続のヘッドホン/イヤホンを使っている(USB-DAC非搭載のモデル)
- ランク戦で少しでも勝率を上げたい
- 配信やボイスチャットのマイク音質も改善したい
FPSプロゲーマーはサウンドカードを使っている?

「プロが使っているなら自分も…」と考える人は多いですよね。
実際のところ、プロゲーマーのサウンドカード事情はどうなのでしょうか?
プロの使用率と実際の環境
結論からいうと、プロゲーマーの中でもサウンドカードを使っている人と使っていない人は分かれています。
たとえば、有名ストリーマーの釈迦さんはサウンドカードを使用していません。
一方で、PUBGやApexのプロシーンではEPOS GSX 1000やASTRO MixAmpなどのサウンドカード(ゲーミングアンプ)を使用しているプレイヤーも多くいます。
プロがサウンドカードを使う理由・使わない理由
使う理由としては、イコライザーのプリセットで足音を強調したり、バーチャルサラウンドで音の方向をより正確に掴めるという点が挙げられます。
なかには「サウンドカード+Appleの付属イヤホン」という組み合わせでプレイしているプロもいるほど。
つまり、高いヘッドセットよりもサウンドカードの方が足音の聞き分けに影響すると考えているプロもいるということですね。
一方、使わない理由としては「USB-DAC内蔵のヘッドセットで十分」「ゲーミングマザーボードの音質で不満がない」「デバイスを増やしたくない」などが挙げられます。
つまり、プロの世界でも「サウンドカードは必須」とまではいえない状況。ただし、使っているプロが一定数いるということは、環境によっては確実に差が出るデバイスであることを意味しています。
サウンドカードなしでFPSの音を良くする方法
「サウンドカードは買わないけど、もう少し音をよくしたい」という人向けに、サウンドカードなしでもできる改善方法を紹介します。
ゲーミングヘッドセットで解決するケース
USB接続のゲーミングヘッドセットなら、ヘッドセット自体にDAC(デジタル→アナログ変換)機能が内蔵されているため、オンボード音源を経由しません。
現在3.5mm接続のヘッドホンでノイズが気になっている人は、まずヘッドセットの見直しから試してみるのがおすすめですよ。
イコライザー設定で足音を聞きやすくする
サウンドカードがなくても、ソフトウェアのイコライザー設定で足音を聞き取りやすくすることは可能です。
FPSの足音は一般的に中低音域(300Hz〜2kHz程度)に集中しているので、この帯域を少しブーストするだけでもかなり聞き取りやすくなります。
ゲーミングアンプ・オーディオインターフェースという選択肢
サウンドカードの代わりに「ゲーミングアンプ」や「オーディオインターフェース」を導入するという選択肢もあります。
| デバイス | 特徴 | こんな人向け |
|---|---|---|
| サウンドカード | ゲーム特化の機能(スカウトモードなど)が充実 | FPSの足音強調に特化したい |
| ゲーミングアンプ | ゲーム音とボイスチャットのミックス調整が得意 | PS4/PS5でも使いたい |
| オーディオインターフェース | 音質そのものの向上に強い。本格マイクも接続可 | 配信・録音もする |
ゲーム特化なら「サウンドカード」、配信もするなら「オーディオインターフェース」という選び方がシンプルでわかりやすいですね。
それでもサウンドカードが欲しい人向け!FPSおすすめ3選

ここまで読んで「やっぱりサウンドカードを試してみたい!」という人のために、目的別におすすめの3製品を紹介します。
プロ使用率が高いのは「EPOS GSX 1000 2nd Edition」
FPSプロゲーマーの間で圧倒的な使用率を誇るのが「EPOS GSX 1000 2nd Edition」です。
旧ゼンハイザーのバイノーラル技術を活用した7.1chバーチャルサラウンドは、音の定位感が抜群。
価格は2万円台と高めですが、「サウンドカード選びに失敗したくない」「プロと同じ環境で戦いたい」という人にはこれ一択です。
■ここがポイント
- プロゲーマー使用率No.1の実績
- バイノーラル技術による高精度な定位感
- タッチパネルでの直感的な操作
コスパ最強は「Creative Sound BlasterX G6」
「機能も音質も妥協したくないけど、なるべくコスパよく」という人には「Sound BlasterX G6」がおすすめ。
ゲーム内の足音やリロード音をハイライトする「スカウトモード」がFPSプレイヤーの間で高評価。
価格は1万円台前半で手に入るので、機能と価格のバランスを重視する人にぴったりですね。
■ここがポイント
- 足音強調の「スカウトモード」搭載
- ハイレゾ対応で音楽鑑賞にも◎
- PS4/PS5/PCに対応
安さで選ぶなら「Creative Sound Blaster Play! 4」
「まずはお試しで使ってみたい」「できるだけ安く始めたい」という人には「Sound Blaster Play! 4」がおすすめ。
3,000円台という圧倒的な安さでありながら、24bit/192kHzのハイレゾ再生に対応。
上位モデルほどの機能はありませんが、オンボード音源からの確実なステップアップとしては十分な性能ですよ。
■ここがポイント
- 3,000円台で手軽に導入できる
- 超小型でノートPCにも最適
- ハイレゾ対応でオンボードからの確実な音質向上
まとめ
以上、今回はFPSにサウンドカードがいらないのかどうかについて解説しました。
まとめると以下のとおりです。
- 現状で足音の聞き分けに不満がないならサウンドカードはいらない
- ノイズが気になる・足音が掴めない人には導入の価値あり
- プロでも使う人と使わない人が分かれるが、環境次第で確実に差が出る
- まずはヘッドセットの見直しやイコライザー設定から試すのが◎
サウンドカードの導入を迷っている方は、まずは安価なSound Blaster Play! 4で試してみて、効果を実感してからステップアップするのがおすすめですよ♪

