この記事では、FFシリーズの最高傑作について書いています。
ファイナルファンタジー(FF)シリーズ――
それはいつの時代も“RPGの頂点”として、多くのゲーマーを魅了してきた名シリーズです。
初めてオープニングのロゴを見た瞬間、胸が高鳴った人も多いはず。
そして、誰もが一度は思ったことがあるでしょう。
「FFシリーズの最高傑作って、どれなんだろう?」
「逆に、“失敗作”ってあるのかな?」
FFは、作品ごとに世界観もテーマもガラリと変わる“挑戦のシリーズ”。
だからこそ、“神ゲー”と呼ばれる傑作もあれば、
時には“賛否を呼んだ問題作”も生まれてきました。
今回は、長年FFシリーズを追いかけてきた筆者が、「FFシリーズの最高傑作」として胸を張っておすすめできる5作品、そしてあえて触れておきたい“FFシリーズの失敗作”を紹介します。
時代を越えて語り継がれる名作も、惜しくも評価を分けた作品も――
どれもが「ファイナルファンタジー」という名の進化の証。
あなたにとっての“最高のFF”を、ぜひ思い出しながら読んでみてください。
FFシリーズの最高傑作は?おすすめ作品5選!

FFシリーズ最高傑作のおすすめ作品5選はコチラ!
- ファイナルファンタジーⅣ
- ファイナルファンタジーⅦ
- ファイナルファンタジーⅨ
- ファイナルファンタジーⅩ
- ファイナルファンタジーXVI
ファイナルファンタジーIV
| 価格(税込み) Switch・PS4・PC | 2,200円 |
|---|---|
| 対応プラットフォーム | SFC(オリジナル版)・Switch・PS4・PC |
| 発売日 | 1991年7月19日 |
シリーズの“王道”を確立した伝説的タイトル【ファイナルファンタジーⅣ】!
暗黒騎士セシルの贖罪と成長、カインの嫉妬や葛藤、そして、ゴルベーザやルビカンテの複雑な思惑――
当時スーパーファミコンで遊んでいた私も、ストーリーの壮大さに息を呑みました。
また、FFの代名詞とも言える「アクティブタイムバトル」を初めて採用した作品!
このシステムにより、バトルの戦略性やテンポは、大きく向上しましたね。
時間が常に流れる臨場感のあるバトルは、今遊んでも十分楽しめますよ。
まさに「FFとは何か」を定義した作品です!
■こんな人におすすめ
- 「FFとは何か」を形作った、記念碑的作品を遊びたい人
- 単純な善悪ではない、仲間と共に成長するストーリーが好きな人
ファイナルファンタジーVII
| 価格(税込み) Switch・PS4・Xbox One | 1,834円 |
|---|---|
| 対応プラットフォーム | PS(オリジナル版)・Switch・PS4・Xbox One |
| 発売日 | 1997年1月31日 |
FFを“世界ブランド”へ押し上げた革命的タイトル【ファイナルファンタジーⅦ】!
クラウド、セフィロス、エアリス――その名を知らないゲーマーは少ないでしょう。
そして“命”を描く物語が泣ける…(涙)
キャラクターたちの苦悩や選択、犠牲を通じて、「命の尊さ」がリアルに感じられて…
その壮大な内容に、大いに心を奪われました。
懐かしさと新しさが共存した新たな【FF7】には、終始興奮させられっぱなし!
PS5でエアリスの笑顔に再び会えた時――原作の展開を思い出して、胸が熱くなりました…
■こんな人におすすめ
- FFシリーズを語るなら避けられない、不朽の名作をプレイしたい人
- 有名すぎる「クラウド」や「セフィロス」の物語を体験したい人
ファイナルファンタジーIX
| 価格(税込み) Switch・PS4・Xbox One・PC | 2,547円 |
|---|---|
| 対応プラットフォーム | PS(オリジナル版)・Switch・PS4・Xbox One・PC |
| 発売日 | 2000年7月7日 |
「原点回帰」をテーマに、童話のような温かさと哲学的な問いをあわせ持つ名作。
ジタンの強さ、ビビの生きる意味、ガーネットの意思の強さ、そして、スタイナーの変化と成長…
派手な映像よりも彼らの“心の描写”で泣ける、まさに“心を打つ傑作”です。
特に、生きる意味を考えさせる重い内容が描かれる中、ジタンの明るさと強さには救われました。
「誰かを助けるのに、理由がいるかい?」という彼の名台詞、他のキャラが言うとくさく聞こえるのに、ジタンが言うと「カッコいい!!」ってなるんですよね。
戦闘BGMを聴くだけで、あの世界に帰りたくなる。こんな優しくて懐かしいファンタジー、他にありません!
■こんな人におすすめ
- 温かくも切ない“王道ファンタジー”が好きな人
- キャラクターの心の成長を味わいたい人
ファイナルファンタジーX
| 価格(税込み) Switch/PS4/Xbox One/PC | 6,236円/5,782円/6,688円/3,463円 |
|---|---|
| 対応プラットフォーム | ・PS2(オリジナル版) ・Switch ・PS4 ・Xbox One ・PC |
| 発売日 | 2001年7月19日 |
“泣けるRPG”として、今も語り継がれる不朽の名作。
ティーダとユウナ――二人の想いが交差する物語は、まるで詩のように美しい…
水中の祈りのシーン、夜の湖での抱擁、そして別れの瞬間。
エンディングで静かに涙が流れたのを覚えています。
今から遊ぶなら、続編の【ファイナルファンタジーX-2】とセットになったHDリマスター版がおすすめ!
ただ、後述しますが、【FFX-2】はかなり人を選ぶ作品…
それでも、“ティーダとユウナの物語”を最後まで見届けたい人には、ぜひセットでプレイしてほしいです。
感動できるFFを探しているなら、間違いなく心に残る体験になるはずです!
■こんな人におすすめ
- 感情で泣けるFFを求める人
- 映像・音楽・演出すべてで心を動かされたい人
ファイナルファンタジーXVI
| 価格(税込み) PS5/Xbox X|S/PC | 4,417円/7,700円/7,000円 |
|---|---|
| 対応プラットフォーム | PS5・Xbox X|S・PC |
| 発売日 | 2023年6月22日 |
ファイナルファンタジーシリーズ、新たな到達点!
【ファイナルファンタジーXVI】は、ダークな世界観と全面アクションRPGで世界を驚かせた“ダークファンタジーFF”です。
召喚獣同士の戦闘は圧巻!
画面全体に広がる“炎と光”の重みが、まるで映画の中にいるような没入感を生みます。
クライヴの叫びと涙に、何度も心を動かされました。
映像のすごさはもちろんですが、“人間の物語”が胸に残る作品です。
■こんな人におすすめ
- ダークで重厚な物語が好きな人
- PS5の真価を感じる“映画級アクションRPG”を体験したい人
FFシリーズには失敗作がある?おすすめできない作品は?

FFシリーズで、ちょっと万人におすすめしづらい作品はコチラ!
- ファイナルファンタジーX-2
- ファイナルファンタジーXIII
- ファイナルファンタジーXV
ファイナルファンタジーX-2
| 価格(税込み)Switch/PS4/Xbox One/PC | 6,236円/5,782円/6,688円/3,463円 |
|---|---|
| 対応プラットフォーム | PS2(オリジナル版)・Switch・PS4・Xbox One・PC |
| 発売日 | 2003年3月13日 |
名作【FFX】の直接的な続編として期待を集めたものの…
陽気でポップな世界観、ドレスチェンジによる華やかな戦闘システム――
“トーンの変化”が激しすぎて、戸惑ったファンも多い一作です。
ただ、アクション性や戦略性の高いバトルシステムは高評価!
バトルシステムは、シリーズの中でも完成度が高いと言われています。
また、真エンディングで「ティーダとユウナの物語」が再び動き出した瞬間は感動の一言!
完成度の高さは随所に見られるものの、やはり、前作からの方針転換が尖りすぎた挑戦的な一作。
前作【FFX】が名作すぎたことも、評価が分かれた原因かもしれませんね…
ファイナルファンタジーXIII
| 価格(税込み) PS3/Xbox 360・PC | 5,102円/1,834円 |
|---|---|
| 対応プラットフォーム | PS3・Xbox 360・PC |
| 発売日 | 2009年12月17日 |
「パルスのファルシのルシがパージでコクーン?」
難解な説明用語と説明不足なシナリオが大きな賛否を呼んだ一作。
シナリオも一本道構成で、“RPGらしい自由度”を求めていたプレイヤーは違和感を覚えたかもしれません…
しかし、映像美とスタイリッシュさは圧巻。
戦闘テンポとBGMの完成度もシリーズ随一!
良い点も多いだけに、シナリオ面が非常に惜しい一作!
ファイナルファンタジーXV
| 価格(税込み) PS4/Xbox One/PC | 930円/2,743円/8,580円 |
|---|---|
| 対応プラットフォーム | PS4・Xbox One・PC |
| 発売日 | 2016年11月29日 |
「仲間との旅」というコンセプトは魅力的でしたが、シナリオの未完成感が否めず、“惜しい名作”と語られることの多い一作。
BGMも良曲が多く、評価されるべき点も多いのですが…
肝心のストーリー構成が不完全なまま幕を閉じてしまいました…
発売当初は賛否両論ありましたが、現在はDLCやアップデートでシナリオも補完され、遊びやすさも向上しています。
今からなら、十分遊ぶ価値のある一作です。
まとめ
FFシリーズには、絶対プレイすべき神ゲーから完璧ではない作品まで、たくさんの名作があります。
成功も失敗も、すべてがFFの“挑戦と変化”の歴史。
だからこそ、どんなタイトルにも“語る価値”があるんです。
あなたにとっての“最高傑作のFF”も、“失敗作と感じてしまうFF”も、きっとどこかで心を動かしてくれたはずです。

